多様性の創造


l)多様性の創造

デサイン面からは直線を避けるようにすること(自然に直緑は少ない。平面、断面ともに曲緑や不規則な線を考える。)
また対(つい)を考えるようにする。緩急、高低、凹凸、出入り、深い浅い、粗密、堅軟、明暗、大小など。素材面からは人工材料を避けできるがきり、現場発生土や自然材を活用する
また多孔質な状態になるように目詰をしないようにしたり、あえて孔のあいた材料を使うようにする。(穴や隙間の多い雑多な環境の方が生物の生息密度が高まる)
 例 石積、落葉の堆積、丸太積 木材への穿孔


みどりの多様性


植栽計画においても出来る限り多様性を創造すること
高木、亜高木、低木、草本類の混植。
草地、湿地、川辺、疎林、密林などの創出。


水辺の多様性


水域と陸域と環境の異なる部分は特にその多様性を確保すること
水深の浅い水辺、深い水辺、入り江、切り立った崖、島、岬、ヨシ、水辺の樹木など
水際の処理方法としては[粗朶(そだ)工法]、[ヤシ繊維をロール状にしたものを敷設する方法]や[かご工法]等がある。

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