・低木以上のものを植栽する場合は、1:2(2割勾配)より緩やかとする。 最高でも30°以下とする
・芝刈機を使用する場合は、1:3(3割勾配)より緩やかとする。
・法面は乾燥しやすいので、耐乾性のある樹種が望ましい。また、やせ地でもよく生育するものがよい。
・法面に植栽する場合は草丈より大きい苗木を植える。
・高中木を植える場合は必ず支柱を設ける。
・いずれの場合も水鉢を掘り雨水が溜まるようにする。
・排水の悪い土壌の場合は排水層を設けることが必要である。
・植栽する樹木は、ポット苗の他、切り株等の植栽方法もあり、高木植栽より生育はよい。
・またヤシャブシ、エニシダ等の種子を芝に混ぜ、法面に吹付ける方法もある。
・いずれにしても、表面は法面保護と乾燥防止のため地被植物やマルチングなどで被うことが必要である。